第8回 城ヶ島レガッタ
Date: Oct, 31 (Sun), 2004 
城ヶ島南西沖浮標回航(21マイル)
スタート 9:00
参加艇数: 21艇 (うち外来艇2) 本部艇: さくら



 大雨ー!!土砂降の第三京浜をぶっ飛ばし葉山に着いてもまだ大雨―!! 城ヶ島レガッタは9:00スタートであるからして、集合時間もいつもより1時間半も早い7:00!眠いし雨だしすっかりやる気なし子。風も強そうだからいっぱい着込み、カッパにブーツという重装備。でも今は…あ、暑い。

 出港前カナシ〜お知らせが届く。さとぴょんから欠席の連絡。この瞬間、やる気なし子はへさき労働に地位転落。しかも大変!4人である。同型ライバル艇ふエローズを見ると、あっちも4人。いつも3〜4人で乗っているふエローズにとってはどうってことないんだろうけど、6〜7人で乗っている軟弱ホビーホーク、しかも平均年齢も結構高い(泣)ホビーホークにとってはさあ大変!
まーでも初島ダブルハンドで、二人で度胸一発ジャイブとかしたことを思えば、目が8つ手が8本あるんだから結構マシかも。とにかく黄色いの回って帰ってくればいいのさ〜 (緑のじゃないよ、フェアリー) と開き直る。

 南西沖ブイのベアリング194度。スタートエリアの風軸20度くらい。いつもの北東風よりちょっと北目なので、強いブローは右振れの逗子湾ブローじゃなくて大崎くらいから降りて来る感じ?真追手だけど菜島をかわす分のぼらせるのでなんとかスターボーのスピンスタートができそう。

 風、ツヨイよーぅ!!20ノット前後のパフが入る。吹いてるし手が足りないので、混み合ってスピンをトラブるとおっとろしいので、即ホイストはせずカミ目からスタート。いけるな〜と思いシモでスピンをセットしていたら、シモ艇が切れ上がり避けようがなく連れブローチング。スタート直後から タラソ半身浴 をする羽目になる…。うーん、へさき労働は濡れる職場。

 ガイバックを遅めにしてもらい、メインの影でスピンホイスト。ふー、揚がった。菜島を越えると風向はちびっとだけ左に振れて七里が浜くらいから入るようになったので、だましだまし落として200度くらいまで向けられるようになる。緑ジェネカーのデイドリッ子がバビューンとかっ飛んでいき、すぐに豆ってしまった。 速っ!!! でもイイノサ〜、強くイキルノサ〜、だって今日はチビ船がいっぱい、うちより低いレーティングがなんと3艇も♪後ろがいるって断然ステキ。

 西の空が明るくなってきて、もう雨は降りそうにない。雪をかぶった富士山と丹沢の山々がう〜ん美しい。気温も高いのでそのうち風も落ちてくるだろうなーと思ったけど、予想に反して風はブイブイ吹いていて、波もありプレーニングコンディション。スピンでこけてるフネ、ジャイブ失敗でトラブっているフネもちらほら。見ない、見ない、明日はわが身なので気を引き締めて行く。そして度胸一発ジャイブポイントが近づいて来た。

 風強くかなりポールが高かったのに、トッパーを下げてもらうのを忘れていたため、ポールを担いだままつま先立ちで右へ左へレレレのお姉さん状態。(注:レレレのおばさんではない) 1分くらいタコ踊りをし、やっとこ根っこが入る。うぉー!早くデュバリーのシークレットデッキシューズ発売してぇ〜。

 その後も波乗りまくり。パフが入るたびに一同ふんばる。コケそでコケないヒヤヒヤスピンランとなる。のぼりではやっぱりジェノアは無理だと判断し、今のうちにNo.3にセールチェンジ。セールの選択肢は 「大」と「小」 のみなので(爆)あんまり迷いようがないんだけどー。ジャイブポイントはどんぴしゃりで、黄色いブイに無理なくアプローチ。スピンも無事回収し、これまでの所順調。海援隊もすぐ前。ふエローズの白スピンとちんまいピンクスピン(ぶらららいとん)は岸からアプローチ。なんとか前を回る。

 暑くて死ぬ〜!!でも上りに入ったら絶対ビショ濡れだしきっと寒いに違いない、と思っていたんだけど、上りになっても暑い〜!!おぇー。あまりの暑さに、カッパを脱いでスプレーを浴びる。涼しくてイイ感じ〜。 折り返してから即タックしたのが何艇か、あとはひとまず三崎方面へ突っ込む。さすがにまだ南は吹いてきそうにないけれど、風が落ちるかもしれないので、一応岸を行く事にする。もっともっと岸につっこんでるのがいるけれど、ほどほどの所でタック。まぁ全体的な艇団の中では岸寄りの位置でスターボに返す。

 しばらくすると、お約束のように風が少しおちてきた。再びジェノアにセールチェンジ。沖は風がさらに弱い様子。北上していくと、亀城の先あたり?で、バコンと右に振れる。これで岸艇団大ゲイン。ゲインもゲイン、オーバーセールになるかも。ホビーホークの位置でも、菜島の外側を狙うとセールは随分イーズする感じ。一応すぐには合わせずに、クローズ若干おとしくらいのツボをキープして滑らせることにする。理由は、岸寄りの風が良さそうなのと、後半葉山に近づけばまだしっかりした北が残ってるかもしれなくて、そうすると4人で上り一杯はきっついから。航跡は最短コースに近いはずだけどVMGはどうかな〜。

 逗子の清掃工場の煙も今のところ横に流れてる。やっぱり風は残っているかも?でもそんな予想はものの見事に裏切られ、長者を超えるとますます風がヘロヘロに。一枚一枚脱ぎ捨て袖も捲り上げてもまだ暑い!明日から11月だっていうのに、この陽気は一体…。
沖に海援隊、岸にフェアリー。3艇パラレルで進む。でも風が弱まると鈍足艇ホビーホークは少ーしずつ遅れはじめ、そのまま脱落。 ガクーっ。

 菜島を越えてからはロールタックするくらいに風が落ちる。相手がまわりにいなくても、修正秒の勝負だから最後まで集中を切らさないように頑張って走る。やっとこさフィニッシュ。お助けから見通しでフィニッシュをとっていたe沢隊長が、無線で「ホイ!ほびーおつかれさま!」と得意げにコール。
ゲッ!隊長、なんでもうお助け小屋とかにいるわけぇ?

 小型艇は一応抑えたし、海援隊とそれほど離れずフィニッシュしたから結構イイ線いってるんじゃないかと、かな〜りおめでたい勘違いをしていたが、マリーナに帰ると陽光とO&Sがもうデッキをゴシゴシお掃除してる姿が…。やられた。ショボーン。

 成績は可もなく不可もなく?平平凡凡な第6位。でもなんと、6位は本日のラッキーナンバーだったので、商品は DVDをゲーーーーット!!!ホビー大忘年会の賞品にしなくちゃだわ。

 

本日のメンバー: 4人!

ヘルム=ビール先生  メイン=中村 
ヘッドセール&ピット=川村
バウ&ヘッドセール=アタシ
ピット=アタシ バウ=さとぴょん

レースリザルトはこちら。
・・・っと思ったケド、今日現在まだアップされていません。




2004年!新・対戦成績
対 海援隊 10勝7敗  対 フェローズ 9勝4敗  
対 世捨人 1勝0敗
 対 ナポりん 11勝3敗

対 Brighten 0勝4敗 (むぅ・・・) 

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